二面性*マクガフィン
第1章 プロローグ
そんな会話をしていると、やっとうるさい歓声が消えた。
歩くと…、屋上に続く階段の前に、
「……遅いぞ」
「すごくまったりと歩いてたね。2人してw」
「……………」
3人が待っていた。
「だってー、みんなの声援に応えないとっ♡」
「…………………」
2人の温度差が激しく、3人はどう言葉を返したら分からなくなるが、
「早く行こーぜ」
早く自分が一番落ち着ける場所に行きたかった方が階段を上がり始めた。
その後に続いて4人も上がり始める。
潤の後ろで雅紀が、
「あ〜!松潤待ってぇ〜!!」
と、声を上げる。
その後ろには眠たそうな人、
「……………ンン〜…」
目をこすりながらゆっくりと階段を進んでいた。
で、その後ろにしっかりしているお2人。
「大野さん…眠たそうですね」
ニノは智の背中を見て心配そうな一言。
翔も、うんうん…と頷きながら、
「さっき目が死んでたからなw」
「階段を上がる途中で寝てしまいそうな感じでしたから…」
2人とも、心配そうな言葉を出し合っているが…
1人は読書、もう1人はゲームと、集中しながら喋っているのである。
おかしな人達だ。
階段をどんどん上がると、5人の足音も大きくなって響いた。
歩くと…、屋上に続く階段の前に、
「……遅いぞ」
「すごくまったりと歩いてたね。2人してw」
「……………」
3人が待っていた。
「だってー、みんなの声援に応えないとっ♡」
「…………………」
2人の温度差が激しく、3人はどう言葉を返したら分からなくなるが、
「早く行こーぜ」
早く自分が一番落ち着ける場所に行きたかった方が階段を上がり始めた。
その後に続いて4人も上がり始める。
潤の後ろで雅紀が、
「あ〜!松潤待ってぇ〜!!」
と、声を上げる。
その後ろには眠たそうな人、
「……………ンン〜…」
目をこすりながらゆっくりと階段を進んでいた。
で、その後ろにしっかりしているお2人。
「大野さん…眠たそうですね」
ニノは智の背中を見て心配そうな一言。
翔も、うんうん…と頷きながら、
「さっき目が死んでたからなw」
「階段を上がる途中で寝てしまいそうな感じでしたから…」
2人とも、心配そうな言葉を出し合っているが…
1人は読書、もう1人はゲームと、集中しながら喋っているのである。
おかしな人達だ。
階段をどんどん上がると、5人の足音も大きくなって響いた。