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「栗原先生！残りも連れてきました！」

「ああ！ありがとう！」

残りっていうのは神ちゃんたちのこと？

「じゃあ、後でもっとちゃんと検査するね。とりあえずこの番号の部屋に行っててもらえる？」

「あ、はい。」

淳太君が紙を受け取る。

「とりあえず照史たちのとこ行こ。」

「うん。」

ホンマは神ちゃんたちに会いたいけど、我慢しな。

神ちゃんたちの方が大変なんやから。

「あ、シゲ！」

「どうやった？」

「もしかしたらシゲも中毒状態かもしれへんって。」

「嘘やろ？」

「でも、そんなひどくはないと思う。俺だって今まで分からんかったし。」

「とりあえず、今は3人の検査が先やから、あとでしっかり検査するって。」

「そっか・・・。」