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第12章 Another Side 4

「照史君、こっち来てください。俺、足以外は自由なんで、照史君の目隠し外しますよ。」

「こっちって、どこ?俺見えへんねんけど。」

「あ、そうか。」

そんなところが望なんや、って思えて安心する。

孤独ほど嫌いなものはない俺にとってこれ以上の安心はない。

「照史君から見て左です!」

「こっち?」

少し左に寄る。

ちょっといったとこで首輪の限界がくる。

「ちょっと待っててくださいね?」

言われた通りにしてると急に明るい光が目に入ってきた。

「まぶしっ!」

「よし!これでOK!」

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