マシュマロボイス
第9章 今を動かす気持ち
「相葉…」
「何?」
上手く声が出なくて、困った。
今から、告白したいのに。
頭が真っ白になってて…。
「…」
「二宮君」
耳元で囁くから、擽ったい。
「俺、好きなんだ…」
「…へっ?」
「二宮君のこと…好きなんだ」
俺が言いたかったことを先に言われた。
「だから…」
“好きなんだ”そう言われた途端に、
体が解けた。
起き上がって、相葉を見つめる。
俺、涙でぐちゃぐちゃだろうな。
相葉は、泣いてないし、
どちらかと言うと微笑んでる。
だから、余計に愛しく感じるのかな?
「あーばー!」
涙声で、なんて言ってるかわからないかもしれないけど…。
そのまま、思いっきり抱きついた。
「危ないよ、二宮君」
左耳をピッタリ相葉の口元に付ける。
「あーばー、俺もっ、俺もっ!」
「うん、ありがとう」
やっと、言えた。
ちゃんと、伝えられた。
「二宮君、耳は?大丈夫?」
右耳をサラリと撫でられて、
ビクッと体が反応してしまった。
「何?」
上手く声が出なくて、困った。
今から、告白したいのに。
頭が真っ白になってて…。
「…」
「二宮君」
耳元で囁くから、擽ったい。
「俺、好きなんだ…」
「…へっ?」
「二宮君のこと…好きなんだ」
俺が言いたかったことを先に言われた。
「だから…」
“好きなんだ”そう言われた途端に、
体が解けた。
起き上がって、相葉を見つめる。
俺、涙でぐちゃぐちゃだろうな。
相葉は、泣いてないし、
どちらかと言うと微笑んでる。
だから、余計に愛しく感じるのかな?
「あーばー!」
涙声で、なんて言ってるかわからないかもしれないけど…。
そのまま、思いっきり抱きついた。
「危ないよ、二宮君」
左耳をピッタリ相葉の口元に付ける。
「あーばー、俺もっ、俺もっ!」
「うん、ありがとう」
やっと、言えた。
ちゃんと、伝えられた。
「二宮君、耳は?大丈夫?」
右耳をサラリと撫でられて、
ビクッと体が反応してしまった。