マシュマロボイス
第9章 今を動かす気持ち
(二宮side)
やっぱりまだ離れたくない。
せっかく付き合えたのに。
「相葉ー」
「何?」
手を繋いで相葉の家に向かう。
「んー、何でもなーい」
「なんだよー」
目が合って笑いあった。
「ねえ、こんなとこまで送ってもらってもいいの?」
確かに俺ん家から結構歩いた。
意外と遠いんだな…。
「うん、いいの」
「なら、いいんだけど…」
相変わらず心配性だね。
さっきまで、あんなにカッコよかったのになあ。
「あ、翔ちゃんだ」
「え?」
相葉の幼馴染みだっけ?
「翔ちゃーん!」
相葉が大きく手を振ると、
そのショウちゃんは振り返って
満面の笑顔で手を振り返してた。
そして、タタターって走ってきた。
「あれ、雅紀どうしたの」
「二宮君の家に行ってたの」
「あ、あの二宮君か」
「はい。“あの”二宮君です」
ちょっとイラッてしちゃって、
口を出してしまった。
「え?二宮君?」
ショウちゃんは今ごろ、
俺に気付いてたみたいだった。
「二宮和也です」
ペコッて頭を下げて、ゆっくりと頭を上げたら
「櫻井翔です」
ニコッて、爽やかな笑顔をしてた。
やっぱりまだ離れたくない。
せっかく付き合えたのに。
「相葉ー」
「何?」
手を繋いで相葉の家に向かう。
「んー、何でもなーい」
「なんだよー」
目が合って笑いあった。
「ねえ、こんなとこまで送ってもらってもいいの?」
確かに俺ん家から結構歩いた。
意外と遠いんだな…。
「うん、いいの」
「なら、いいんだけど…」
相変わらず心配性だね。
さっきまで、あんなにカッコよかったのになあ。
「あ、翔ちゃんだ」
「え?」
相葉の幼馴染みだっけ?
「翔ちゃーん!」
相葉が大きく手を振ると、
そのショウちゃんは振り返って
満面の笑顔で手を振り返してた。
そして、タタターって走ってきた。
「あれ、雅紀どうしたの」
「二宮君の家に行ってたの」
「あ、あの二宮君か」
「はい。“あの”二宮君です」
ちょっとイラッてしちゃって、
口を出してしまった。
「え?二宮君?」
ショウちゃんは今ごろ、
俺に気付いてたみたいだった。
「二宮和也です」
ペコッて頭を下げて、ゆっくりと頭を上げたら
「櫻井翔です」
ニコッて、爽やかな笑顔をしてた。