マシュマロボイス
第12章 夜に紛れては
「…ごめん」
相葉が突然謝って俺を組み敷いた。
「え?」
暗闇に慣れた目は、
相葉の表情をしっかり捉えてた。
だから、気付いたんだ。
ああ、熱に浮かされてる。
俺を見つめる目が優しくてエロい。
「相葉?」
「二宮君、好き」
不意討ちだった。
「好きだよ、大っ好き」
相葉の告白に俺がどれだけ、
胸が鳴って、高まってるか分かる?
心臓が張り裂けそうだよ。
「俺も、大っ好き」
満面の笑顔で応えると、
相葉の柔らかい唇と俺の唇が重なった。
ちゅっ。
と、濡れた音が止んで離れる。
きっと、俺の目も熱を帯びてる。
相葉が熱を帯びてる様に。
しばらく見つめあって、
また唇を重ねたんだ。
今度は、啄むようなキス。
何度もちゅっと濡れた音が、
酷く耳に響いたんだ。
…キスってこんなんだっけ?
もどかしくて、温かくて、気持ちくて、
何も考えられない。
どこかで意識が飛びそう。
相葉のキスは上手じゃないけど、
俺を欲してるのがよく分かる。
相葉が突然謝って俺を組み敷いた。
「え?」
暗闇に慣れた目は、
相葉の表情をしっかり捉えてた。
だから、気付いたんだ。
ああ、熱に浮かされてる。
俺を見つめる目が優しくてエロい。
「相葉?」
「二宮君、好き」
不意討ちだった。
「好きだよ、大っ好き」
相葉の告白に俺がどれだけ、
胸が鳴って、高まってるか分かる?
心臓が張り裂けそうだよ。
「俺も、大っ好き」
満面の笑顔で応えると、
相葉の柔らかい唇と俺の唇が重なった。
ちゅっ。
と、濡れた音が止んで離れる。
きっと、俺の目も熱を帯びてる。
相葉が熱を帯びてる様に。
しばらく見つめあって、
また唇を重ねたんだ。
今度は、啄むようなキス。
何度もちゅっと濡れた音が、
酷く耳に響いたんだ。
…キスってこんなんだっけ?
もどかしくて、温かくて、気持ちくて、
何も考えられない。
どこかで意識が飛びそう。
相葉のキスは上手じゃないけど、
俺を欲してるのがよく分かる。