無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

何度も唇を重ねると、
俺の咥内に舌が入ってきた。

ネットリと俺の舌に絡み付く。

唇の端からは、どちらのか分からない唾液が滴り落ちた。

「…んぅ、あっ」

一度唇が離れると、相葉はもう一度短いキスを俺にして
舌を首筋に這わせたんだ。

首筋を舐められるなんて、
初めてだったから体が跳ねた。

「二宮君…」
「んぅ？」
「怖い？」

そっか。
俺ら、今からヤるのか。

「…怖、いよ」

正直に答えたんだ。
虚勢張るのなんて、無駄だから。

「…止める？」
「……や」
「嫌？」

こくりと頷いた。

「そっか…続けるね」
「っ！」

また首筋に舌を這わせて、
今度はシャツの中に手が入った。

「ぁ、やぁ…つ、冷たっ」
「うん、ごめんね」

相葉が俺の手をギュッと握った。

「あ、相葉…」

手が温かくて、急に欲しくなって…

「キス…して」

強請った。

そしたら、相葉がモゾモゾと動いて
シャツの中の手はそのままで
俺にキスをしてくれた。

「んぅ、あっ、ん、んん…っ！」

キスに夢中で気づかなかった。

相葉の手は
俺の突起に触れていたんだ。