マシュマロボイス
第12章 夜に紛れては
「…ビックリした?」
ちゅっと唇を啄まれて、笑われた。
「笑うなっ、相ばか」
相葉、ばかって言うつもりだったのに
口が回らなくて“相ばか”って。
「笑ってないよ」
そう言ってまた微笑む。
「笑ってる…」
「笑ってない」
「笑ってるじゃんっ」
ちょっと拗ねてやった。
だって、相ばかが笑ってるから。
「二宮君が…可愛いから」
ボソッと呟いた相葉の声。
「はぃ?」
思わず聞き返した。
「ごめんね、余裕ない」
「へ?あ、まっ、ちょ」
プチプチとシャツの釦を外された。
微熱の様な肌に相葉の熱い息が、
掛かって何だか擽ったい。
「二宮君、白いんだね」
「…うっさい」
白いの、コンプレックスなんだから。
どんだけ海に行っても、
全然焼けないし。
塗ってもない日焼け止めを、
女友達から分けてもらったり…。
「キレイだね♡」
「…え」
「可愛くて、キレイ」
な、なんで…そんなこと…。
恥ずかしくなって顔を腕で隠す。
だけど、相葉がどんな顔をしてるのか気になってチラッと見てみた。
ちゅっと唇を啄まれて、笑われた。
「笑うなっ、相ばか」
相葉、ばかって言うつもりだったのに
口が回らなくて“相ばか”って。
「笑ってないよ」
そう言ってまた微笑む。
「笑ってる…」
「笑ってない」
「笑ってるじゃんっ」
ちょっと拗ねてやった。
だって、相ばかが笑ってるから。
「二宮君が…可愛いから」
ボソッと呟いた相葉の声。
「はぃ?」
思わず聞き返した。
「ごめんね、余裕ない」
「へ?あ、まっ、ちょ」
プチプチとシャツの釦を外された。
微熱の様な肌に相葉の熱い息が、
掛かって何だか擽ったい。
「二宮君、白いんだね」
「…うっさい」
白いの、コンプレックスなんだから。
どんだけ海に行っても、
全然焼けないし。
塗ってもない日焼け止めを、
女友達から分けてもらったり…。
「キレイだね♡」
「…え」
「可愛くて、キレイ」
な、なんで…そんなこと…。
恥ずかしくなって顔を腕で隠す。
だけど、相葉がどんな顔をしてるのか気になってチラッと見てみた。