マシュマロボイス
第14章 胸を焦がしてる
「んっ」
本来、人が触れることの無いトコ。
そこを相葉は優しく丁寧に舐めてた。
ペチャペチャって濡れた音が、
俺の聴覚を犯した。
この音も、
聴こえなくなる日が俺にはくるんだ。
「二宮君」
「ん?」
「補聴器、外した方が…」
「なんで?」
「もし、なんかあったら……」
全く…本当に心配性なんだから。
でも、今回は相葉の言う通り。
「外す」
右耳にフィットする補聴器を外して、
近くにあるイスに置いた。
そしたら、
ほとんど右耳から音は入らない。
「二宮君」
でも、俺を呼ぶ声は聞こえる。
大好きな彼の声。
「耳、大丈夫そう?」
「ダメそう」
「そっか…」
相葉は再び俺の蕾に向かう。
「痛かったら言ってね」
「…うん、わかった」
その言葉で分かった。
相葉は、蕾に指を挿れるんだって。
「あ、腰、ツラい?」
「ん。ちょっとだけね」
ずっと持ち上げられてた脚。
それを下ろしてくれた。
「ごめんね、気付かなくて」
「ううん、全然大丈夫だよ」
俺はせめてでも相葉がシやすいように
膝を立てて脚を開いた。
本来、人が触れることの無いトコ。
そこを相葉は優しく丁寧に舐めてた。
ペチャペチャって濡れた音が、
俺の聴覚を犯した。
この音も、
聴こえなくなる日が俺にはくるんだ。
「二宮君」
「ん?」
「補聴器、外した方が…」
「なんで?」
「もし、なんかあったら……」
全く…本当に心配性なんだから。
でも、今回は相葉の言う通り。
「外す」
右耳にフィットする補聴器を外して、
近くにあるイスに置いた。
そしたら、
ほとんど右耳から音は入らない。
「二宮君」
でも、俺を呼ぶ声は聞こえる。
大好きな彼の声。
「耳、大丈夫そう?」
「ダメそう」
「そっか…」
相葉は再び俺の蕾に向かう。
「痛かったら言ってね」
「…うん、わかった」
その言葉で分かった。
相葉は、蕾に指を挿れるんだって。
「あ、腰、ツラい?」
「ん。ちょっとだけね」
ずっと持ち上げられてた脚。
それを下ろしてくれた。
「ごめんね、気付かなくて」
「ううん、全然大丈夫だよ」
俺はせめてでも相葉がシやすいように
膝を立てて脚を開いた。