
マシュマロボイス
第3章 あの日からちっとも変わらない
(相葉side)
二宮君が、俺に背を向けた。
「お、送るよ」
さっきまで泣いてたんだから、
心配で独りで帰せない。
「いいよ」
「え、でも…」
「いいよ。独りで帰れる」
俺が引き止める暇もなく二宮君は帰ってしまった。
「二宮君…」
去っていく二宮君の背中は、なんだか寂しそうで…
胸がキューッて締め付けられた。
泣いてた理由も教えてくれないし
俺は大野みたいには仲良くはなれないのかな…。
「はぁ…」
「あれ?雅紀?」
「翔ちゃん?」
突然、翔ちゃんが現れたからビックリした。
「なにしてるの?」
「翔ちゃんこそ、何で此処に?」
「いや、そこ俺の家だし」
指す先には、翔ちゃんに家があった。
俺、無意識の内に翔ちゃんの家に来てたんだ。
「そうだ、俺ん家上がっていく?」
「え?」
「上がっていきなよ」
昔から、よく翔ちゃんの家に上がらせてもらってた。
「じゃ…」
「ちゃんと、話聞いてやるから」
「え」
「なんかあったんだろ?」
翔ちゃんは、本当に俺のことが良く分かってる。
二宮君が、俺に背を向けた。
「お、送るよ」
さっきまで泣いてたんだから、
心配で独りで帰せない。
「いいよ」
「え、でも…」
「いいよ。独りで帰れる」
俺が引き止める暇もなく二宮君は帰ってしまった。
「二宮君…」
去っていく二宮君の背中は、なんだか寂しそうで…
胸がキューッて締め付けられた。
泣いてた理由も教えてくれないし
俺は大野みたいには仲良くはなれないのかな…。
「はぁ…」
「あれ?雅紀?」
「翔ちゃん?」
突然、翔ちゃんが現れたからビックリした。
「なにしてるの?」
「翔ちゃんこそ、何で此処に?」
「いや、そこ俺の家だし」
指す先には、翔ちゃんに家があった。
俺、無意識の内に翔ちゃんの家に来てたんだ。
「そうだ、俺ん家上がっていく?」
「え?」
「上がっていきなよ」
昔から、よく翔ちゃんの家に上がらせてもらってた。
「じゃ…」
「ちゃんと、話聞いてやるから」
「え」
「なんかあったんだろ?」
翔ちゃんは、本当に俺のことが良く分かってる。
