マシュマロボイス
第1章 花が舞う
結局、泊まることになってしまった。
……俺、流され過ぎじゃない?
そんな風に思いながら、
大野の家族と食卓を囲んだ。
「相葉くんが来てくれて嬉しいわ」
大野のお母さんが、嬉しそうに笑ってくれたから
泊まってよかったなって思った。
「……兄は、BLなんですよ」
ニヤッてしながら、
俺と大野の顔をチラチラ見る。
「え?そうなの?」
なに食わぬ顔で、コロッケを口に運んでる大野に問いかけた。
「ん?ごめん、聞いてなかった」
「……相葉さん、兄をお願いします」
「え!?」
絵美ちゃんが、真顔で言うから…。
なんか、かしこまっちゃって…。
「あ、あの…」
「絵美、相葉くんが困ってるでしょ」
「ねえ、相葉ってトマト好き?」
あっちこっちから、
声が飛んできて…
「うん、好きだよ」
すっごい楽しいな。
「あ、兄がトマトを相葉さんに」
「あ、智!食べなさいよ!」
兄弟がいるっていいな。
楽しくて。
……俺、流され過ぎじゃない?
そんな風に思いながら、
大野の家族と食卓を囲んだ。
「相葉くんが来てくれて嬉しいわ」
大野のお母さんが、嬉しそうに笑ってくれたから
泊まってよかったなって思った。
「……兄は、BLなんですよ」
ニヤッてしながら、
俺と大野の顔をチラチラ見る。
「え?そうなの?」
なに食わぬ顔で、コロッケを口に運んでる大野に問いかけた。
「ん?ごめん、聞いてなかった」
「……相葉さん、兄をお願いします」
「え!?」
絵美ちゃんが、真顔で言うから…。
なんか、かしこまっちゃって…。
「あ、あの…」
「絵美、相葉くんが困ってるでしょ」
「ねえ、相葉ってトマト好き?」
あっちこっちから、
声が飛んできて…
「うん、好きだよ」
すっごい楽しいな。
「あ、兄がトマトを相葉さんに」
「あ、智!食べなさいよ!」
兄弟がいるっていいな。
楽しくて。