マシュマロボイス
第7章 二回のwink
「右耳、聞こえなくなる」
相葉にはっきり言った。
「実は、もうそろそろ危ない」
誰にも言ってないことまで、
言ってしまった。
「危ないって…」
「うん。もう聞こえなくなる」
相葉は驚きもしないで声もあげないで
ただ俺の話を聞いててくれてた。
「でも、片耳は…」
「聞こえるよ」
食い気味で答えると、相葉は固まってしまった。
「でもね、可能性はあるよ」
「可能性?」
「両耳が聞こえなくなる可能性」
この可能性は潤君にも言ってない。
気を遣われそうで嫌だったから。
「そ、そしたら…」
「うん、補聴器つけたって何も聞こえないよ」
手話とか、文字とかでしか
会話が出来なくなってしまう。
「そんな…」
なんで相葉が落ち込むの?
普通は、俺が落ち込むのに。
「相葉は、気にしなくていいよ」
「そんなこと言われても…」
「気を遣わなくていいからね」
そう言ったら相葉が急に立ち上がったから俺の頭が床に叩きつけられた。
相葉にはっきり言った。
「実は、もうそろそろ危ない」
誰にも言ってないことまで、
言ってしまった。
「危ないって…」
「うん。もう聞こえなくなる」
相葉は驚きもしないで声もあげないで
ただ俺の話を聞いててくれてた。
「でも、片耳は…」
「聞こえるよ」
食い気味で答えると、相葉は固まってしまった。
「でもね、可能性はあるよ」
「可能性?」
「両耳が聞こえなくなる可能性」
この可能性は潤君にも言ってない。
気を遣われそうで嫌だったから。
「そ、そしたら…」
「うん、補聴器つけたって何も聞こえないよ」
手話とか、文字とかでしか
会話が出来なくなってしまう。
「そんな…」
なんで相葉が落ち込むの?
普通は、俺が落ち込むのに。
「相葉は、気にしなくていいよ」
「そんなこと言われても…」
「気を遣わなくていいからね」
そう言ったら相葉が急に立ち上がったから俺の頭が床に叩きつけられた。