マシュマロボイス
第7章 二回のwink
「え、待って待って、いつから?」
テンパってて、
なんか変なテンション。
「…始業式の三日前」
「え、そ、そうなの!?」
てか、マジで俺が好きなの?
「…うん」
え、てことはさ…。
「初めて会った時には、もう……」
驚く俺に、コクリと頷いたから
余計に驚いてしまった。
「ごめん…」
驚く俺に謝るから
「謝ることじゃないよ」
そう言った。
「…うん」
「……」
それから、しばらく沈黙。
俺と出逢ったあの瞬間も、
俺の唄を聴いたあの瞬間も、
ファミレスに一緒にいたあの瞬間も、
ずっと好意を寄せてたのか…。
ん?出逢ったのは、始業式当日。
じゃあ、なんで三日前から俺の事を?
「なんで、俺のこと知ってたの?」
「え?」
「だって、三日前でしょ?」
「えっと、二宮君って深夜に歌いながら歩いてるよね?」
「え、し、知ってたの?」
まさか聞かれてるとは思わなかった。
「一回だけ、聞いた。大野は毎晩聴いてたみたいだけど」
あの住宅街、智の家があったのか…。
テンパってて、
なんか変なテンション。
「…始業式の三日前」
「え、そ、そうなの!?」
てか、マジで俺が好きなの?
「…うん」
え、てことはさ…。
「初めて会った時には、もう……」
驚く俺に、コクリと頷いたから
余計に驚いてしまった。
「ごめん…」
驚く俺に謝るから
「謝ることじゃないよ」
そう言った。
「…うん」
「……」
それから、しばらく沈黙。
俺と出逢ったあの瞬間も、
俺の唄を聴いたあの瞬間も、
ファミレスに一緒にいたあの瞬間も、
ずっと好意を寄せてたのか…。
ん?出逢ったのは、始業式当日。
じゃあ、なんで三日前から俺の事を?
「なんで、俺のこと知ってたの?」
「え?」
「だって、三日前でしょ?」
「えっと、二宮君って深夜に歌いながら歩いてるよね?」
「え、し、知ってたの?」
まさか聞かれてるとは思わなかった。
「一回だけ、聞いた。大野は毎晩聴いてたみたいだけど」
あの住宅街、智の家があったのか…。