マシュマロボイス
第8章 こんなキモチ嘘じゃない
「…と、いうことです」
一連の流れを翔ちゃんに話した。
そしたら、何とも言えない表情で考え込んでいた。
「俺、どうしたらいいのか…」
「簡単じゃん」
悩む俺をスパッて切り捨てた。
「え?」
「普通に接すればいいんだよ」
「普通に?あんなことあったのに?」
好きだってバレたんだよ?
「うん。でも、変に意識したらそれこそ気まずいままだろ?」
確かに。
翔ちゃんの、言うことは正しいと思う。
「普通、普通に…」
「そう。雅紀は自分に暗示させなきゃ」
何度も言い聞かせた。
普通、普通、普通普通普通…。
「…ダメッ!思い出すと…。」
二宮君のほんのり頬がピンク色に染まってて可愛かったし…。
だから、脈あんのかな。
なんて思ったら、逃げ出しちゃって。
はあ…。
俺ってつくづく駄目なヤツだな。
「まあ、頑張れ。クラス違うし、そんな簡単には会わないって」
「だ、だよね…」
下駄箱に靴を入れて
上履きと履き替える。
そのまま、教室に向かった。
一連の流れを翔ちゃんに話した。
そしたら、何とも言えない表情で考え込んでいた。
「俺、どうしたらいいのか…」
「簡単じゃん」
悩む俺をスパッて切り捨てた。
「え?」
「普通に接すればいいんだよ」
「普通に?あんなことあったのに?」
好きだってバレたんだよ?
「うん。でも、変に意識したらそれこそ気まずいままだろ?」
確かに。
翔ちゃんの、言うことは正しいと思う。
「普通、普通に…」
「そう。雅紀は自分に暗示させなきゃ」
何度も言い聞かせた。
普通、普通、普通普通普通…。
「…ダメッ!思い出すと…。」
二宮君のほんのり頬がピンク色に染まってて可愛かったし…。
だから、脈あんのかな。
なんて思ったら、逃げ出しちゃって。
はあ…。
俺ってつくづく駄目なヤツだな。
「まあ、頑張れ。クラス違うし、そんな簡単には会わないって」
「だ、だよね…」
下駄箱に靴を入れて
上履きと履き替える。
そのまま、教室に向かった。