マシュマロボイス
第8章 こんなキモチ嘘じゃない
教室に着くと、大野がいた。
「あ、相葉!」
俺の姿を見るなり抱きついてくる。
しかも、猛突進で。
「あっぶねぇ…」
なんとか受けとめたけど、
後ろで翔ちゃんが支えてくれてなかったら俺倒れてました。
「翔ちゃん、ありがとう」
「大野も気をつけろよな」
「はーい」
大野が返事をすると、
翔ちゃんは席についた。
「相葉」
「あ、なに?」
俺から離れてくれた大野の方を
振り返る。
「昨日は、ありがとう」
「え?」
「俺、松潤と付き合えた」
ああ。
なんか、潤君が電話でそんなこと言ってた気がする。
「あぁ、うん。」
“おめでとう”
なんて、言える気にならなかった。
「二宮君、大丈夫だった?」
「まあ、なんとか」
「良かったー!修羅場とか覚悟してたんだけどー!」
安心してる大野の近くの扉に、
二宮君の影。
「お、大野…シッ!」
「え?なんで?」
二宮君から殺気が……。
俺が恐怖を感じ始めた時、
二宮君がズカズカ教室に入ってきて
大野の頭をグーで殴った。
「あ、相葉!」
俺の姿を見るなり抱きついてくる。
しかも、猛突進で。
「あっぶねぇ…」
なんとか受けとめたけど、
後ろで翔ちゃんが支えてくれてなかったら俺倒れてました。
「翔ちゃん、ありがとう」
「大野も気をつけろよな」
「はーい」
大野が返事をすると、
翔ちゃんは席についた。
「相葉」
「あ、なに?」
俺から離れてくれた大野の方を
振り返る。
「昨日は、ありがとう」
「え?」
「俺、松潤と付き合えた」
ああ。
なんか、潤君が電話でそんなこと言ってた気がする。
「あぁ、うん。」
“おめでとう”
なんて、言える気にならなかった。
「二宮君、大丈夫だった?」
「まあ、なんとか」
「良かったー!修羅場とか覚悟してたんだけどー!」
安心してる大野の近くの扉に、
二宮君の影。
「お、大野…シッ!」
「え?なんで?」
二宮君から殺気が……。
俺が恐怖を感じ始めた時、
二宮君がズカズカ教室に入ってきて
大野の頭をグーで殴った。