マシュマロボイス
第8章 こんなキモチ嘘じゃない
「カズ、なんかムスッてしてた」
「本当!?」
嬉しくなって、食い気味に聞いた。
「本当だよ。嘘なんてつかないって」
確かにそうなんだけど…。
でも、嬉しいじゃん。
二宮君がムスッてしてるときは、
嫉妬とか、好きな人とか……。
嬉しい。
「…キモッ」
ドストレートに言葉が飛んできた。
「キ、キモい?」
「うん。ニヤニヤすんな」
気づかないうちに、ニヤニヤしちゃっていたみたい。
「ご、ごめん」
「謝んなよ、んで?相談って?」
そういえば相談の趣旨言ってなかった。
「俺ね…す、好きなの」
「うん。知ってるよ」
「でね……え、知ってるの?」
そのまま話を続けようと思ったけど
知ってることにビックリしちゃって。
「うん、翔から聞いてた」
「翔ちゃんから?」
「うん。初めて会ったときに」
嘘。
初対面の時から知られて……。
もー、翔ちゃんったら。
「それは置いといて。相談は?」
「二宮君に、気持ちがバレた」
「あー…」
潤君は、
またアイスコーヒーで喉を潤してた。
「本当!?」
嬉しくなって、食い気味に聞いた。
「本当だよ。嘘なんてつかないって」
確かにそうなんだけど…。
でも、嬉しいじゃん。
二宮君がムスッてしてるときは、
嫉妬とか、好きな人とか……。
嬉しい。
「…キモッ」
ドストレートに言葉が飛んできた。
「キ、キモい?」
「うん。ニヤニヤすんな」
気づかないうちに、ニヤニヤしちゃっていたみたい。
「ご、ごめん」
「謝んなよ、んで?相談って?」
そういえば相談の趣旨言ってなかった。
「俺ね…す、好きなの」
「うん。知ってるよ」
「でね……え、知ってるの?」
そのまま話を続けようと思ったけど
知ってることにビックリしちゃって。
「うん、翔から聞いてた」
「翔ちゃんから?」
「うん。初めて会ったときに」
嘘。
初対面の時から知られて……。
もー、翔ちゃんったら。
「それは置いといて。相談は?」
「二宮君に、気持ちがバレた」
「あー…」
潤君は、
またアイスコーヒーで喉を潤してた。