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土砂降り

第9章 9

「ぐだぐだ歩くならおいてくぞ。」

「ぐだぐだ歩きたくて歩いてんじゃないよ。身体中が痛くてこのスピードしか出せないんだよ。
どっかのお馬鹿さんのおかげでね。」
結局、あの後さらに2回も中にだされて、1日を始める前に疲労のピークを迎えさせられた。

あんだけヤったのに、健人はピンピンしてるのが腹立たしい。土日を殆どセックスに費やした僕のモノは立ちっぱなしだったからか、筋肉痛だ。


お尻も腰も腕も腹筋も足もちんこでさえ筋肉痛。
これぞ全身筋肉痛だ。

保健室で寝ようかな。
午後の家庭科とかならサボっても支障ないかなぁ。

「なお!おはよう。朝から疲れた顔してるね」

「おはよう。盛りのついた犬にさっきまで犯されてたものでね。」

春樹と合流して教室へ入る。
朝からお疲れモードの僕はとっとと自分の席へ座り、少しでも体力の回復に努めた。

結局僕は午前中の授業の合間は全部机に突っ伏して寝ていた。お昼も簡単にパンをお腹に収めて眠りにつく。

そのおかげで午後の授業に入る頃にはなんとかいつも通りに授業を受けることができた。

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