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土砂降り

第16章 16




携帯が鳴り響く。
今日で何日目になるだろうか。



彼等はまだ僕の事を忘れない。


梅雨のシトシト降り続く雨は終わったのに。
夏の夕立は、水捌けの悪い僕にとって
恵みでもなんでもない。
ただの追い討ちにしかならない。


雨が降る。
水捌けの悪い僕は…

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