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土砂降り

第3章 3

放課後、健人のこぐ自転車の後ろに乗り、自分の家を通り過ぎて健人の家に向う。

健人の家は共働きで昔から両親は殆ど帰ってこない。
小さい頃は良くうちで飯食ってたな。部活が忙しくなってからはだいぶ減ったか。

なんて考えているうちに健人の家に着く。

慣れた健人の家に、鍵を開けてくれた健人よりも先に入って勝手に健人の部屋に行き、馬鹿デカイ全身鏡の前のこれまた、馬鹿でかいベッドの上に腰掛ける。

健人のベッドはキングサイズでとってもでかい。僕はこのベッドがお気に入りだ。

健人がアイスティーをテーブルに置いて僕の隣に座る。

話せ。というオーラが凄い。

まぁ健人に隠し事は出来ないだろう。今更だし。と、諦める。

「健人に聞きたいんだけどさ?男の人を気持ち良くさせるテクニックって健人知ってる?」

と、悩みを質問で健人にぶつけてみる。

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