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土砂降り

第5章 5

急に出てしまって、赤岩の上に座り込んで固まる。

「尚也。」

どうしよう。僕全然、練習した事が出来なかった。

「尚也。俺でオナって気持ちよかった?」

赤岩の言う通り気持ちよくなったのは僕だけなんだろう。

僕は何も返すことが出来ずにいると、
「どいて、ソファーから降りて」
赤岩の指示に素直に従うしか出来ない。

赤岩から離れてソファーの横に立つ。
赤岩は立ち上がると、僕の腕を掴み壁に僕を押し付ける。

背中に直接触れるコンクリートの壁は冷たい。
向かい合う僕の左足を掴んで腕に引っ掛けると、ずいっと体を近ずけ下半身をねじ込んでくる。

片足を無理に高く上げられてバランスを取るのに必死になる。

ぐっぽっ

赤岩が僕の中に入ってきた。
壁に押し付けられて首筋に噛みつかれる。

なんでこんな無茶な体勢でやるんだよっ。つらいっ!

腰をねじ込んでくる。グリグリと奥に擦り付けられて背筋に電気が走る。

ビクビク体を震わせて、赤岩の肩に手を置いて衝撃に耐える。

ぐいっと更に足を高く持ち上げられると、赤岩を越えて反対向きにして下される。
後ろから入れらる形になる。

ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ

「ふっんぁっあっんっあっんっあぁっんっあぁっ」

後ろからするなら最初から後ろ向きで入れればいいのに。

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