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俺の足にキスを…

第6章 所有物

二人の間にしばらく沈黙が続いた。


《なに話せばいいかわからないな。》


すると北山から

「…お前体調大丈夫かよ。」

と言われた。「えっ?あ、あの大丈夫です」

「フッ、なんだその間の抜けたしゃべり方は。」

と北山は笑った。


笑うとかわいい顔をしていた。


カナは《こっちのほうが好きだな////》

と思った。

「…なにニヤニヤしてんだよ。」

「北山さん、笑顔素敵だなと思いまして…///」

すると北山は顔が真っ赤になり

「ばっ、お前よくそんなくさいこといえんな。」

と焦っていた。

すると後ろから声をかけられた。

「…あれ?保健室の…」

振り向くとなぐさめてくれた玉森がいた。

「彼氏と帰り?良かったじゃん。」

玉森は北山に軽く会釈をしたが

北山は玉森をムシした。

なんとなく機嫌が悪いような感じもする。

だが、カナはきずいていない。

「またな。体調きおつけろよ?」

「ありがとうございました」

カナは笑顔で玉森をみおくった。

すると、北山に突然左手をつかまれグイグイと引っ張られた。


「北山さん?どうしたんですか?」

カナが訳がわからく北山に聞いてみても

北山は答えなかった。

そして、北山に連れてこられたのはタワーマンションだった。

21階にすんでいて部屋は広い。

だが、生活かんがなく北山以外いないように感じた。


「北山さん?あの…」

「あがれ。」

カナは靴をぬぎ北山についていった。

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