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貴方に出逢えて。

第6章 ✿人はその感情を✿



程なくして森生が呼んできたであろう受付のおばさんが凛を事務室に連れて行った。

目の前に、ココアが置かれそれを飲み終わった時には何とか落ち着きを取り戻していた。

何が起こったのか、凛は聞かれたことにたまに涙を浮かべ、声を詰まらせながらも事実を全て述べた。

予備校には監視カメラがついていたが真っ暗だったため何も映ってはいなかったらしい。



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