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友子の淫靡な日々

第11章 退学

「いや、お父様、それほどの事ではありませんよ、退学するなんて」

「退学させます。友子の行為はクラス中、或いは他のクラス、学年まで知れ渡ったかもしれない。学校はまず勉強する場所です。その環境はこれから整わないでしょう。友子が好奇の眼差しを受けるのは間違いない。そんな環境で学校生活は送らせられない」

「いや、しかし…」

「環境を変えるにはそれしかありません。留学生も友子もいなくなれば、そちらもひとまず安心でしょう?」

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