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友子の淫靡な日々

第14章 鷹野の涙

鷹野はレンタカーから少し離れた場所で、煙草をふかしながら、友子を待つ。

いきなりレンタカーに連れ込んでは、目撃者がいた場合、怪しまれる。

声をかけ、自分が何者か明かせば、友子はついてくる。それなら、誰も気にしないだろう。

そのあと事件にならない限り。

友子がいつものように、現れた。

「(来たな…)」ゴクリと鷹野は唾を呑んで、友子に近づいていった。

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