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友子の淫靡な日々

第14章 鷹野の涙

今日は、母親は帰りが遅い。

義父であり、愛人の雄一に抱かれる…

友子はそう考えただけで、身体が火照る。

足早になった時だった。

「高橋…友子さん」

不意に現れた男に声をかけられた。

「えっ?」

「高橋友子さんですね?」

「えっ、あ、はい…そうですけど…」

にこやかに近づいてきた見知らぬ男性だったが、何か引っかかる…

「あの…どちら様…ですか?」

「私の声に聞き覚えは…ありませんか?」

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