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みらいにっき!

第1章 最初のSOS

会議は文芸部部長の俺と
幼馴染みの副部長荒木千代
生徒会役員、次期生徒会役員
校長
本校教職員
県内の学校の校長
の数十名で行われた。

全国の学校に手紙が来たらしい
会議は順調に行われ二時間で終わった。

結果的には国に講義すると言う形になったが
上手くいくとは思えなかった。



解散した後、文芸部員は部室に集まった。

まだ状況を理解しきれていない部員もいるようで、きょとんとしている奴と、深刻そうに黙っている奴の差が激しい。


部長であるべき姿としてどうするか……。


と言っても名ばかりの部長

それでも俺は大好きな本を守るために
なにかしなければと思った。




『国から本の撤去の申し立てが出た。』


静まり返った部室……いや、校内に俺の声が響いた気がした。

それを聞いた部員たちは何も言わない。

俺は続ける。

『俺は当然、撤去するつもりはない。
校長は上の方にお願いして国に講義してみるって言ってたけど、そう簡単に上手くいくとは思えない。
だからみんなに何かあんを出しいてほしんだ。』(そう、俺は守りたい……。)


『みんな…何かある?』
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