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幸せな俺たちの物語

第25章 泣き虫だけど君は頑張ってるから

みんなが楽屋に戻ったあと、俺はセットの裏でスタッフさんに言われていた。

今度は集団で…

雅紀「本当にすみません。」

「そればっかり。本当に反省してるんですか?」

「ここはこうだ!って話してましたよね?なんで勝手に変えるんですか。」

雅紀「本当…すみません。」

スタッフさんが怒るのも、当たり前だよね…

やっと終わって、楽屋に戻ってきた。

雅紀「あれ、ニノは…?」

智「次の仕事に行ったよ。」

雅紀「そっか。俺先に帰るね?」

翔「相葉君、あんまり無理しないでね。」

潤「そうだよ。」

雅紀「ありがとう。大丈夫だから。じゃあまたね。」

俺は家に帰ってクッションを抱きしめてソファに横になった。

疲れて何もしたくないな…

こんな時、和といられたらな…

クッションに顔を伏せてたらメールの受信音が聞こえた。

「仕事終わったら、家に行ってもいい?」

メールでそうきた瞬間に、

ピロリン!ピロリン!

和から電話がきた。

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