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幸せな俺たちの物語

第25章 泣き虫だけど君は頑張ってるから

すると、

和也「相葉さん、いる?」

和の声がして、ビクッとした。

コンコンッ。

和也「相葉さん?」

雅紀「どうしたの?」

泣いていたのをバレないように返事をした。

和也「そろそろ、収録が始まるから。」

雅紀「分かった。先に行ってて?」

和に先に行ってもらった後にトイレから出て、鏡で自分の顔をチェックした。

雅紀「ひどい顔…」

ハンカチを水に濡らして目を冷やした。

よし、バッチリ。

雅紀「頑張れ、俺。」

元々、メンタルは強い方じゃないけど、

頑張らないと迷惑するのは周り…

収録に戻って調子を取り戻して、

雅紀「そうだよね〜!これ難しいな〜」

いつもようにやってたけど、

スタッフさんの表情は曇っていて、

俺、またなんかやっちゃったかな…?

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