テキストサイズ

幸せな俺たちの物語

第29章 ハッピーバレンタイン

和也「もう食べなくていいの?」

雅紀「えっ?」

俺は今日作ったチョコカップケーキを出した。

雅紀「これ、和が作ったの⁇」

和也「そうだよ。チョコもう食べないんだったらあげない。」

雅紀「わー!食べる食べる!」

彼がカップケーキを食べた。

雅紀「美味しい〜!ありがとう、和。」

和也「どういたしまして。」

雅紀「やっぱり和から貰ったのは特別だな〜…」

また恥ずかしいこと言って…

雅紀「和も食べた?」

和也「食べてないよ。」

雅紀「美味しいよ!一緒に食べよ?」

また、あーんってしてくるのかと思ったらケーキを小さくちぎって彼は口に咥えた。

雅紀「ん。」

和也「やだよ…恥ずかし…」

彼が首に腕を回し引き寄せそのまま唇が重なった。

和也「んっ…!」

カップケーキがあたってどうすればいいのか分からない…

しょうがなく少しだけ口を開けてカップケーキを食べた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ