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幸せな俺たちの物語

第30章 *大好きな君に伝えたい…

翔「なんで…智君が?」

智「スタジオに忘れ物して取りに行ったら翔君が倒れてた。びっくりしたよ。俺がここに運んできた。」

頭を優しく撫でられる。

翔「そんな…」

智「えっ?」

俺はかけられてるタオルケットで顔を隠した。

翔「そんな…優しくしないで…」

泣きそうになるのを我慢した。

智「なんで?」

智君はいつもと変わらずに聞いていた。

翔「だって、智君…無理して俺と付き合ってくれてるでしょ…?」

智「翔君…」

翔「お出かけに誘っても全然付き合ってくれないし、キス…とか…体を重ねるのだって…」

智「翔君、落ち着いて。」

また頭を優しく撫でられた。

智「俺はそんなこと思ったことないよ。確かに前はさ、相葉ちゃんのことが好きだった。でも今は新たに好きな人がいるだよ。翔君。」

翔「その好きな人は…俺じゃないでしょ…?」

するとタオルケットを取られてしまい、智君が顔が見えた。

智「俺が好きなのは翔君だよ。俺のせいで不満させてたならごめん。相葉ちゃんのことで色々あったけど、今はちゃんと…」

智君は照れくさそうに、

智「翔君が好きです。」

嬉しくて涙が…

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