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幸せな俺たちの物語

第31章 まさかのプロポーズ

結局、和に家まで送られた。

和が着替えさせて片付けもしてくれた。

和也「まーくん。ほらっ。」

冷えピタを貼ってもらい俺は布団の中に入った。

雅紀「うぅっ…」

せっかくの和の誕生日なのに…

雅紀「ごめんね…」

やばい、涙が止まらない…

和也「いいんだよ、まーくん。」

雅紀「だって…和の誕生日なのにお祝い出来なくて…熱なんて出して…」

恋人としてダメだよね…

和也「まーくん。」

和がそっと顔を近づけて唇を重ねた。

和也「俺のことは気にしないで。治ったら祝ってよ。ねっ?」

雅紀「うん…和。」

和也「ん?」

雅紀「ギュッて…してほしい…」

和也「しょうがないな。」

和は布団に入り俺を抱きしめてくれた。

俺より小さい体だけど、体がすごく温かい…

和也「まーくん。」

和が耳元で喋るからくすぐったい…

和也「俺はここにいるから寝な?」

雅紀「うん…大好き。」

和にギュッとして俺はそのまま眠りについた。

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