嵐しょーせつ。
第31章 可愛い幼なじみ
次の朝、
んー。
あれ?
確か横で雅紀寝てたよな?
夢か?
俺はベットから降りて、
リビングへ向かった。
トントン。ジャー。
ピピッ。
ん?
キッチン見ると、
雅紀が朝ごはん作ってた。
とまどってると
雅「あれ?もう起きたの?おはよー。昨日はゴメンね。」
和「あー。うん。後で聞かせて。」
雅「ご飯できたから食べよ?」
机にご飯を並べて、
一緒に食べた。
初めて雅紀の料理食べたかも。
和「……んまっ。本当に雅紀が作ったの?」
雅「まぁな。あっちでやってたし。」
よし。理由聞こう。
和「なんで、お前が日本にいるんだよ。」
雅「んー?あー。話長くなるなー。けど、とりあえずこっちにずっといるかな?日本の仕事任されてさ。帰りたいって思ってたのが通じたのかも!笑」
雅紀は朝からゲラゲラと笑って、
和「ふーん。ってかなんで俺の家知ってんだよ!」
雅「んー?あー智に聞いた。」
智は俺らの幼なじみ。
3人でよくいた。
俺は東京で就職したから
智とも離れてしまったけど。
和「智のやつ。」
智はおれの家を知ってる。
雅「俺も東京で仕事だからさ。地元に戻るも何も。だから智にきいて、和也の家を訪ねたわけ!和也のお母さんから鍵貸してもらってさー。」
和「お母さんもお母さんかよ。もういいや。家。どうするの?住むところないでしょ?」
雅「うん。今日とか探しにいこうって思ってて、」
和「……じゃあさ、俺と一緒に住まないか?一人じゃ寂しいし。」
雅「………いいの?」
和「うん。ってか俺がそうしたい。」
雅「じゃあ。お願いします。」
和「よし!決まりだな。家具とか荷物は?」
雅「家具はね。ない。荷物は和也の部屋にある。」
和「そっか。家賃は払えよ。割り勘だからな、」
雅「そんなのわかってますよー。今日、智家に来るって。和也の」
和「は?聞いてねぇーぞ。」
雅「電話してたらそういう話になってさ。久しぶりに3人で遊ぼうよ!」
和「せっかくの休みが……」
雅「なんか奢ってやるから!ね?行こうよ」
和「わかったわかった。何時に来るの?」
雅「んー。昼ぐらいって。」
和「じゃあそれまでに準備しないと。」
俺らはご飯を済ませ、準備した。