テキストサイズ

嵐しょーせつ。

第32章 一期一会


和「じゃいっちゃいますか。」


雅「え?ちょっとどこに?」


智「雅紀のーってか俺らのゆかりのところ。」


潤「和也は酒飲んでるから俺が運転するわ。」


和「もうきれたけど、まぁ潤のやつに乗って行こうか。」


翔「ちょっとその格好は寒いから雅紀、着替えておいで。あなた体が弱いんだからね?」


雅「うっうん。わかった。」


俺はみんなの言うとおり、着込んで外へ出た。


潤「みんな乗った?じゃー出発するねー。」


和「うん!!」


雅「ね。どこ?」


智「まぁ行けばわかるって。」


翔「そうだな。」


雅「俺の誕生日なのに。教えてくれないんだ。」


まぁ渋々みんなについていった。



車ではみんなでワイワイと話して、


楽しい時間を過ごした。


けど、俺、寝不足で眠たくなっちゃって寝てしまった。


みんなは起こしてくれなかったみたい。

潤「よし。着いたぞー。まさきー!」


和「雅紀?起きて?」


雅「んー?ん。あれ?俺寝てた?」


翔「まぁな。疲れてたみたいだからそのままな。可愛い寝顔だったよ。相変わらず笑」


雅「それ言うのやめてよー。ありがと。ってかここ。…………俺らの母校?」


和「そうそう。」


雅「なんで?」


智「雅紀さ、辛いことあったりすると、ここに来るんだろ?」


雅「……なんで?知ってるの?」


翔「前、俺が遊びに行ったら雅紀もよく来てるって。先生が言ってた。」


雅「そうか。ってか。よく来てたのは、弟もいたからだよ。」


和「まぁいいじゃんか。」


俺らは体育館に行ったり、


クラスも5人ともずっと一緒だったから


そこにも入って、懐かしんでた。


やっぱ5人でいることが一番落ち着く。


「にいちゃん!にいちゃーん!」

雅「おっ。裕介どーした?部活?」


裕「まぁね。あと誕生日おめでとう!」


雅「ありがとーな。」


和「裕介部活に戻れ?」

裕「わー!和にぃ。怖くなってるよ。」

和「なんだとぉー!」

裕「まぁじゃあね!潤にぃ。翔にぃ。さとにぃ。和にぃ。にいちゃんも体に気をつけてね。」

雅「ありがとー!頑張ってなー!」


弟は手を振って、部活に戻った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ