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嵐しょーせつ。

第35章 ひまわり


それから11年……


俺は高校生になって、


相変わらず地味で静かな高校生。


友達って……

友達っていうか心友っていうか……


まぁとりあえず、仲のいいやつはいる。


和「はぁー。だりぃ。」


翔「まだ言ってるよ。まだ午前中だよ?」


和「だってー。」


潤「だってじゃない。みんな同じ気持ちなんだからさー。」


智「おいらも帰りてぇー。」


和「そうだよな!智!!」


そうこの3人。

翔、潤、智。


なぜかすぐに仲良くなった。


あの時の雅紀くんと約束したこと

今でも信じてる。

貝殻も毎日ネックレスにして、

学校にしてる。

翔「それにしてもその貝殻綺麗だよな。」


和「んー?あー。これ?あげないよ。」


智「それってあれだろ?ガキのころにあったやつと約束したやつだろ?」


和「まぁな。もう11年たつよ。」


潤「そうだよなー。意外とながい笑」


そうだよ。


いつ会えるんだよ……。


千葉に行けばいい話だけど…


ぼっーとしてたら、


ガッシャンっという音が廊下から聞こえた。


和「何事?」


潤「なんだろ?見てくる。」


潤は廊下にでて、俺らも廊下に出た。


智「わぁー。あいつらまたイジメてるのかよ。」


和「どういうこと?」


翔「有名な話だよ。今ターゲットされてるの…確か……あい……相葉……なんだっけ?」


潤「確か相葉じゃない?」


和「ってか助けないと……かわいそうだよ。」


智「ちょっと今行ったら和也もやられるよ?」


和「俺はやられてもいい。そいつ助けないと…」


俺はイジメられてるやつを助けに走った。


和「大丈夫?」

?「うっうん。……大丈夫」


「てっめー。入ってくんなよ。」

和「はぁ?なんでだよ。」


「おめーもやられたいか。」

そいつは俺も殴ろうとした。

智「……おい。お前ら。まだそんなことやってんかよ。いい加減にしろよ!!」

言い忘れてたけど智は元ヤン。

中学の時有名だったらしい。

「……すっすみ……ませんでしたーーー!」

そいつは智の目をみて怖くなったのか
逃げていった。

翔「まったく和也は……」

和「はぁー。怖かったぁー。ってか大丈夫?」

?「うん…ありがとう……助けてくれて。」

助けたやつどっかで見たことがある……。

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