嵐しょーせつ。
第35章 ひまわり
和「どこまで行くの?」
雅「んー?千葉なんだー!」
和「千葉なの!?遠いところからこの高校に来たな。笑」
雅「まぁな。この学校行きたかったからね。笑」
和「そっかー。俺もガキん頃、千葉に遊びに行ったことあるぜー。」
雅「へー!そうなの?俺が言うと地元LOVEってな感じになるけど。千葉っていいよなー。大好きな街。」
和「確かに千葉いいよねー。」
雅「話変わるけど……二宮くん成績いいよね。」
和「んー?あーあれはたまたまだよ。何もしてなかった笑」
雅「マジか。俺も勉強してもなー。」
和「相葉くんの方が凄いよね。1位なんて!」
雅「取り柄ないからね。成績だけは取りたい笑」
和「……お前。笑ってた方がいいよ。なんかわからないけど、相葉くんの笑顔は暖かい。」
雅「そう?ありがと笑親にもガキん頃から笑顔でいれば、楽しくなるって言われてきて、人見知りもなくなったんだー。」
和「そうなんだー。」
相葉くんはふふってわらって、
単語帳を読み直してる。
その時、相葉くんの首元から
ネックレスのようなものが見えて、
そこには貝殻がついていた。
ガン見してたら
相葉くんが気づいて
雅「ん?あーこれ?ガキん頃に地元の海で迷子になった男の子と遊んでてさー。貝殻を交換してその子に雅紀って名前書いてもらってまた会おうねって約束したの。これ、俺の大切な大切なもの。お守り。」
和「そうなんだ。」
それってもしかして。
俺が書いたやつじゃない?
けど…今言うとあれだし。
気づいたら俺の最寄駅についたから
和「じゃバイバイ。」
雅「ここなんだー。じゃあね!話せて楽しかったよ。」
和「じゃまた明日ね。」
雅「うん!」
相葉くんとバイバイして。
1人で考えた。