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嵐しょーせつ。

第36章 My Friend


今日もまたいじめられ


今の俺はもう…


心も体もボロボロになっていた。



このまま死にたい。




死んだら、




もう楽になる。




智ともう一度話したい。




けど、それはもう叶わないのかな…。



「せーとかいちょーさん!ちょっと来てくれる?笑」


また、呼ばれた。


今度こそ……もう……


翔「……もう…いいよ。今からお前らの目の前でいなくなるからちゃんと目を開けて見てろ!!」


「ほぉー。そりゃ楽しみだ。笑」



お母さん……お父さん……


舞………修………


智………


今までありがとう………



こんな形でお別れだけど、



みんなのこと忘れないよ………



俺はフェンスを飛び越えて、



覚悟を決めた。



その時、

ガッシャンっ。

「………ってぇー。てめぇ。何すんだよ。」


え?


あいつらは飛ばされていた。


見ると、


もう一つの不良グループが、そこに立っていた。


この学校では二つのグループがあって、


ライバル的なことになってるらしい。


メンツ見ると。


翔「……さ……と……し……」


そこには智がいた。


智「おい!てめぇ。おいらの幼なじみになんてことするんだよ!」


翔「え?」


そのグループのボス。相葉くんは……


俺に手を貸して


雅「櫻井。辛かったな。もう大丈夫だから…ほら。」

相葉くんは微笑んで、俺に手を差し伸べてくれた。


心も体もボロボロになっていた俺は……相葉くんの笑顔に
気が緩んだのか、相葉くんの元にそのまま倒れていった。


雅「ちょっと櫻井?大丈夫?」


和「とりあえず、あそこへ。」


雅「おう。」


和「智!潤!あとは頼んだ。」


潤「おう。智!」


智「もう許さねー。」


俺は記憶がない。


多分。相葉くんの元に倒れたから。気を失った……

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