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嵐しょーせつ。

第39章 曇りのうち晴れ


それから、


和也と翔は毎朝、門の前まで迎えに来てくれて、

放課後は一緒に帰る。


いつも通りの生活に戻ってるわけではない。



だって、潤も智もいないんだもん。



和「あいつらもきっと、お前のこと信じるよ。」


雅「うん!俺はずっと幼なじみのことは信じてるもん!笑」


翔「そうだな……」


雅「あっ!和也!」


和「んー?」


雅「新しく出たゲーム買ったんだけどやりにくる?翔も。」


和「えーーー!やるやる!!行くよ!今日!」


雅「よし!決まり!翔は?」


翔「俺も大丈夫行くよ。笑」


雅「放課後に早くなれー!!笑」


和「なれーーー!笑」


翔「わかったわかった笑」


あっという間に放課後になり、


急いで俺の家に向かった。


ゲームをして、3人でしばらく話してたら、

チャイムがなった。

雅「んー?誰だろ?今日母ちゃんたちいないか俺が出ないと。」


はーいっといいながらドア開けると、そこに立っていたのは……


雅「………潤。智も。」


和「……やっとか。」


翔「そのようだな。」


雅「とりあえずあがって。」


潤たちをあげて、突然潤は土下座してきた。


潤「ゴメン!雅紀。俺も、ずっと信じてた。雅紀があんなことするはずないって、けど、どこかで違う自分もいた。」


雅「潤。俺の元へ戻ってきて?」

潤「いいの?こんなことしたのに……」

雅「和也も翔もいるんだし。」

潤「ありがとう。雅紀……」


ずっと黙って智は……

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