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嵐しょーせつ。

第40章 あの青春を…


和「元気だった?」


雅「うん。まぁ。お前は?」


和「まぁ、そこそこ?笑」


雅「ビックリしたよー。和也が建築家になってただもん。笑」


和「ハハッ笑何それ。俺だってビックリだよ?雅紀がデザイナーなんて。お前の絵最悪だったのに。」


雅「うん。まぁ、なんとかなるもんだよ。笑俺のそばには智いるし、和也だっているし。翔も潤だって、いる。」

和「ごめんなー。雅紀。急にいなくなって。」


雅「そうだよ!急にだよ?智とどんだけ心配したか。」


和「俺の家さ、お父さんの会社倒産してさ。お母さんも病気で死んだだろ?お父さんも蒸発して、いなくなって親戚の家に行ったんだ。だから何も言えず…お前らのそばから離れた。」


雅「そうか。で?今は、東京にいるんだろ?」


和「うん。まぁな。」


雅「……今日暇?智、俺の家に居候してるから会わない?」


和「うん!行くよ。」


雅「よし!決まりだな!ちょっと待って!今日俺これであがりだからカバン持ってくるね。」


和「おう。」


カバン取りに行き、翔と潤にもよかったなって言われて、嬉しかった。


雅「和也!いこ?」


和「おう!」



智にはビックリさせたくて、何も言わず家に帰った。



雅「ただいまー!」


智「おかえり〜!ん?なんか、雅紀変だよ?」


雅「智目瞑って、 いいよっていうまで開けたらダメだよ。」


智「うっうん。」


俺は静かに和也を智の目の前にやって、


雅「いいよー!」

智は静かに目を開けた。


智「……和也!?」


和「へへっー笑久しぶり!智!」


智「え?えっどういうこと?ん?」


雅「ビックリした?仕事が一緒になったの、そこで俺も再会した。」


和「建築家の二宮和也です。よろしくお願いします」

智「え!建築家なの?似合わねー。笑」


和「失礼な!」


雅「まぁまぁ、お腹すいた。ご飯は?」


智「出来てるよ!」


雅「和也もゆっくりしてね。今日泊まってもいいから!」


智「あっ!忘れてた!料理人兼料理研究家の大野智です。」


和「お前、料理人なのかよ!」


雅「だから全然苦になんてならないよ。笑」


智「食べよっか。」


雅「うん!」

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