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嵐しょーせつ。

第40章 あの青春を…



雅「和也!しっかりしろ!」


和「ふふっ笑まちゃきー!」


雅「わぁ、もう完全にできてるな。」


智「和也ちゃんと歩け。」


和「歩けない……まちゃき、ん!」


俺におんぶしろと?


このままじゃ、いつまでたっても無理だから、


おんぶすることに。

雅「しっかり掴まっとけよ?」


和「んー。」


しばらくすると……

智「あっ。寝てる。」


雅「んー?そうだねー。」


智「やっぱ落ち着くんだろうね。」


雅「明日は俺休みだから、和也はみとくよ。」




やっと、俺ん家に着き、

和也をベットに寝かせ、


俺は風呂へ。


雅「ふぅー。さっぱり。智次どうぞ?」


智「おう。」


智が風呂に入ってる時、

テレビつけると、ニュースで夫婦殺害事件やっていた。

それをみて、
俺はある事件を思い出してしまった。


俺は弟と一緒に外へ遊びに出かけてた。


夕方になり、

家に帰ってきたら、



お父さんとお母さんは包丁で刺されていた。


「にいちゃーん?どーしたの?」

雅「来るな!」


弟に来るなと言ったのに、もう遅かった。


弟も現実を見てしまって。

警察呼び、


お父さんとお母さんは死亡が確認された。



俺は警察に事情を話した。


その時、弟は中1。



これから先があるのに。
俺も大学受験前だった。


弟は家にひきこもり、学校へ行かなくなった。


当然、俺もショックが大きすぎて行ける状態ではなかった。


和也は急にいなくなったし、智には事情はなして、

毎日俺の家に来てくれた。


その時の記憶は今でも思い出して泣いてしまう。


俺は、人前で泣くのが苦手だった。


だから、今、智はお風呂だし、和也は寝てるし。


1人で泣くチャンスだった、、

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