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嵐しょーせつ。

第42章 ダメ男


和也said

あれから雅紀変わった。


突然、俺らから避けて、


休み時間も昼休みも。



急にだよ?



見つけて話しかけようとしても、


その場から逃げる。


避けてる。完ぺきに。


潤「なんで避けるんだろ?」

智「おいら達が悪いことしたのかな?」

和「や?違うと思う。一つ思いついたことがある。」

翔「何?」

和「あいつ、女子から忠告されて避けてるんじゃない?」

智「それって。」

潤「じゃ、雅紀は。俺らのために思って?」

和「それしか考えられないって。」

翔「探しに行くか。そいつらを。」

潤「おう。」


俺らは女ボスを探しに向かった。


雅紀のクラスにいるはず。


クラスに入ると、


「キャー!どうしたの?翔くん!」


翔「なぁ。女ボス知らない?」

「女ボスっていうか女子代表だけど?」

潤「ちょっと来てくれない?」

「え!どうしましょう!」

「翔くんたちから声かけてもらったわ!」

和「ちょっと来いって。」

俺らは女子を、呼んで話を聞いた。

智「ねぇ。君たち雅紀になんか言わなかった?」

「え!何も言ってないよ?」

明らかに動揺しすぎ。

和「おい。てめーら。本当のこと言え。」

「……ちょっと近づかないでって言っただけ。」

翔「はぁ?なんで?」

「汚れるわ。相葉くんいただけで翔くんたちが!」

潤「汚れる?はぁ?お前らバカじゃないの?」

「本当のことだよ?」

女子は智に手を伸ばし、肩を触れようとした。

智「やめて、雅紀をそんなことしたやつに、触られると汚れる!」

智は振り払った。

翔「もうやめて?お願いだから。」


和「俺たちの大切な幼なじみなんだ。悪いようにしないから、」


「………」

俺らはそれだけ言って、

女子を残し、去った。


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