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嵐しょーせつ。

第43章 やっぱ大切

雅紀said


あーあ。最近、彼女と別れて寂しい思いをしてる俺。


それに比べて翔は幸せな生活を送っている。


和「何よ。ため息ついて。」

雅「だってさ、寂しいんだもん。」

和「あー。彼女と別れてか!笑」

雅「笑うなー。」

和也はごめんごめんって言って、

俺に微笑みかけてくれる。


ここは小さい島なもので、別れた彼女とたまーに通りすがり、


いやでも顔を合わせてしまう。


同じ高校の同級生だし。


彼女が浮気をして、話し合った結果、

彼女は俺じゃなく向こうを選んだ。


好きだったから、余計辛かった。


だけど、幼なじみはいつもそばにいてくれて


この想いは消えないけど、癒されて安心してしまう。


潤「また新しい恋を探そう?」

雅「俺、当分いい!」

智「じゃ、釣りでも行く?」

雅「行こう行こう!」

和也たちと別れて、

俺は智と釣りにでかけた。


智「まぁ辛いと思うけど、おいら達に頼れ?」

雅「うんありがと。迷惑かけてごめんね。

智「そんなこと。当たり前のことやってるだけだよ?おいら達赤ん坊からの幼なじみじゃん?」

雅「そうだね!よし!智行くよ?」

俺たちは釣りをして、


遊んでた。


智は性格穏やかな人だから、みんなも安心するけど、さらに安心しちゃうよ。


雅「ふぅー。疲れたー。」

智「あんなにはっちゃけてたら疲れるよ。笑」

智と2人で歩いてたら、


前から1組のカップルが歩いてきた。


幸せそうじゃんって思いながら、通りすがると、

雅「あれってもしかして………」

智「…やばいものみたような。」

俺たちが動揺してるのはほかでもない。


あのカップルの彼女、翔の彼女だった。

俺らは一回顔合わせているから
なんとなくわかった。


あっちは気づいてないみたい。


俺らはすぐに、翔以外の2人を呼び出して、話をした。

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