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嵐しょーせつ。

第43章 やっぱ大切

雅紀said

雅「…でこんなことがあったんだよ。」


俺の家に2人を呼び出して
4人で話をした。


和「それは確かにやばいな。」

潤「完全に浮気じゃん!」

和「まだ、翔に言ってないの?」

雅「翔に言ったら可哀想じゃん!浮気なんて、」

智「雅紀は経験してるから言えるんだよな?」

雅「うんまぁな。翔は俺と同じ経験をさせたくないから」

4人でじっくり話し合い、


翔を呼び出した。

翔「何よ。急に呼び出して。」

和「ちょっと座れ?」

うっうんって戸惑いながら翔は座った。

潤「落ち着いて聞けよ?」

雅「あのな、お前の彼女………」

俺は全部翔に話した。

翔「嘘だろ?絶対に人違いだって!笑もうなんだよ。みんなして。」

智「嘘じゃないよ。」

翔「嘘だって。信じるよ。俺は彼女のこと。なんだよ…幼なじみだからってついていい嘘とついていけない嘘だってあるだろ!俺、みんなのこと信じてたのに、あんなに応援してくれたのに、なんだよなんだよ!!怒」

和「ごめんな。俺と潤は見てないんだけど、智たちが見たって言ってたから」

潤「俺らだって信じられなかったよ。めっちゃいい子だったと思うし、いや、そんな浮気なんてする子じゃなかった。」

翔「もういいよ。ちょっと一人にさせてくれ…」

翔は黙って、俺らの前からいなくなり、

俺らはその背中を見続けた。

雅「やっぱりまずかったかな?」

潤「本当のこと言ったからまずかったとは思わないけど。」

智「翔大丈夫かな?」

和「しばらくそっとしてあげよ。」

4人とも同じ気持ちなんだからな?翔?


だって、俺ら赤ん坊からの幼なじみだろ?


17年間ずっと一緒にいたから気持ちも分かるんだから。

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