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嵐しょーせつ。

第45章 アイドル。


雅紀said

俺は夢を見ていた。

小さい頃、川で和也と一緒に遊んでて、

俺が溺れそうになったとき、

和也は俺より下なのに、必死になって、助けてくれた。

その時、俺は大量の水を飲んだせいか、
意識を無くしてた。

和也は俺の元で
雅紀!!雅紀!っと

必死に呼びかけてくれる声が聞こえて…

雅「……ん。んー。」

和「……おい!雅紀!大丈夫か?」

あれ?俺。どうしたの?

あとから松潤たちに倒れたっと聞き、今日は終わりにしようってなった。

まだ、俺は、貧血みたいな感じで意識が朦朧してた。


和「雅紀。お前の家に送るよ。」

その声が聞こえて、俺はまた意識がなくなった。


それから、数時間後。


んー?ん?あれ??

ここ。俺の部屋。


俺、どーしたんだっけ?


和也が確か、送るよって…………

…………ん?待てよ?

えーーーーー!

ちょっ。え?


俺は慌てて、家族がいるリビングに向かった。

階段降りると、リビングは明るく、

楽しい笑い声が聞こえてた。


雅「…」

「おっ!今の話の話題のやつが起きてきた!」

親父に言われ、ぼーっとしてた俺は、意識が戻った。

和「おはよう。雅紀。」

和也はニコニコって笑って、

俺に、体を向けた。

和「大丈夫?」

雅「……え?うん。和也がここまで?」

和「うん。おんぶして、連れてきた。重かったぁ〜。」

雅「え。あっ、ごめん。」

そう言って困ってる俺に笑って、
和「嘘嘘。もっとお前食べろよ。軽すぎる。」

雅「軽すぎるって。で?和也はどうしているの?」

和「えー?お前を送って、家まで連れてきたらお母さんたちに話をしていて、メシ食って…」

雅「長い。手短に。」

和「まぁ、昔話ずっとしてた。」

雅「そっか。」

時間見ると、もう夜の9時。

雅「和也、もう遅いから泊まって。」

和「え?いいの?」

雅「うん!送ってくれたお礼。母さんいいよね?」

「いいわよ。よかったら泊まってて。」

和「ありがとうございます!じゃー雅紀いい?」

雅「おう!ってか腹減ったぁ〜。」

和「あっ!じゃ、ファミレス行こうよ。」

雅「おう!母さん行ってくるね。」

「はいはい。あんまり、遅くならないように。」

俺らはファミレスに向かった。

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