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嵐しょーせつ。

第47章 絆

和said


あいつが人殺しだったなんて。

ありえない。本当最低。


なんで、あんなやつと仲良くなったんだ?


本当信じてた俺らがばかだった。

それから1年。

俺は三人とうまくやっていた。


三人で廊下歩いていると雅紀の声が…

「雅紀があいつの話を聞いていりゃ、人殺しだって言われなくて済んだのになぁ〜」

雅「だからお前よりも俺の方がわかってるよ。親友をなくした気持ちわからないだろ?どんだけ辛くて苦しいの。」

え?どういうこと?



人殺しなんてしてなかったの?


なんで、俺はあいつの話を聞いてやれなかったんだろ?


3人もビックリしていた。

そんな辛い過去があったなんて、

雅紀は勢いよく、走って、

屋上へ行くのがわかった。

和「雅紀……」

翔「信じられるかよ。」

智「行こうぜ。」

潤「そうだな。」


俺は3人に

和「先行ってて。」

潤「ちょっ和也!」

俺は屋上へ走った。


屋上へ行くと、

雅紀は思いっきり泣いてた。


その時、俺は見抜いた。


あいつは人殺しなんてしていなかったんだ。


大切なやつが死んで、その気持ちに気付かなかったのがどんだけ辛かったのか。

俺はもっと、早くに気づいていりゃよかったんだ。


俺は3人の元へ雅紀のこと伝えた。

和「なぁ〜。雅紀さ、屋上で思いっきり泣いてた。」

智「だから?何?」

和「あいつ、人殺しなんてしていないんだよ。親友だったやつの気持ちを気づいてられなかった自分が辛くて苦しかったんだよ。俺らの前で笑っていただろ?多分、その方がそいつのこと忘れなくて済んだんだよ。」

潤「え。ってことは?」

和「俺たち、雅紀のこと信じてもいいんだよ。ってか、少なくとも俺は信じるよ。」

翔「そうだな。」

智「常にあいつは笑ってたな。確か。辛い思いにさせていたんだね。」

俺らはあいつのこと信じることにした。

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