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嵐しょーせつ。

第49章 今を生きる



そいつは俺らに近いてきて、


俺に向かって、襲ってきた。

潤「!?……まさっ!」


ドンッ!


いた。あれ?俺。


潤は?


!?!?

ブスッ。

雅「潤!潤!じゅーん!?ちょっお前。」

「俺の彼女をとったからいけないんだ。ざまぁみろ笑」

その男は、笑いながらその場を後にした。

雅「潤!潤ごめん。本当にごめん。今救急車呼ぶね。」


俺はすぐスマホで救急車を呼んだ。

潤「……ったく。あいつに殴られて口切ったんだろ?」

雅「え?」

潤「バレバレ。何年一緒にいると思ってんだよ。笑俺は大丈夫だから、泣くなよ。」

そう言って、潤は俺の頬を拭った。

知らないうちに俺は涙が出てたみたいで。

そのまま潤は俺に体を預けながら、意識失った。

雅「ちょっ潤?死なないで。ね!ねー!」

体を揺らしても起きなくて、


他の3人にも連絡した。

ちょうど、和也はその近くを歩いていたみたいで、

すぐ駆けつけてくれた。

和「雅紀!」

雅「和也ー泣。俺のせいで潤が……」

和「お前のせいじゃないよ。あっ。救急車きた。」


救急車がきたみたいで、

「松本さーん!松本さん!しっかりしてください!」

そのまま担架に運ばれて、

その間に、翔も智も息切らしながら、駆けつけた。

「付き添いの方ですか?乗ってください!」

「「「「はい!」」」」

「坊ちゃん!あっ。松本さん確か、坊ちゃんの……」

そこには、翔のことを知ってる人がいたみたいで、

翔「早く、俺の病院へ!」

「はい!わかりました!」


翔は櫻井病院の院長の息子。

長男だから跡取り息子だ。

大きい病院だから、すぐに潤を受け入れてくれた。

雅「潤……ごめんね。ごめん。本当にごめん。」

そう言ってずっと謝ってる俺を抱きしめて、
智「大丈夫。潤が大丈夫って言ったんだろ?だったら、大丈夫。今まで潤が言ったこと嘘なかっただろ?」

雅「……うん。」

翔「俺のお父さんのこと信じろ!潤のこと絶対助けてくれるから……」

雅「うん。大丈夫だよね。きっと。」

和「おう。」

そのまま翔の病院へ向かった。

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