嵐しょーせつ。
第51章 ユメニカケル
外にいると寒かったから
4人を俺の部屋に案内した。
雅「どうぞ。」
翔「お邪魔しまーす!」
みんなトコトコっと部屋に入って
ソファやなんやらに座った。
俺はコーヒーを入れて、
智には牛乳も入れて、
リビングへ。
雅「はい。」
智「わぁー。おいらに牛乳入れてくれてありがとう!」
潤「あったまるぅ〜」
雅「みんなは大学どう?」
和「まぁまぁかな?」
4人は大学に進学してる。
なのに、何故?
雅「……どうして、ここに?」
翔「え?大学が冬休みっていうのもあるし、予定もあったし。それに……お前に会いたかったからバイトして貯金が貯まったから来ただけ。」
え?
智「ふふっ笑雅紀に会いたかったからバイト頑張っちゃった。」
雅「そんな〜もったいないよ。バイト代、こんなことに使っちゃー」
和「いいんだよ!お前に会うためにバイトしてきたんだから……」
へ?
潤「まぁあん時、見損なったって言ったけど、内心俺らはお前のこと応援したかったから。」
翔「だって俺らは……」
智「幼なじみだろ?」
『幼なじみ』
やっぱその関係があるといいね。
雅「おっし。ご飯作るね。」
ってか。
雅「みんなどこに泊んの?」
翔「いやー。泊まるところ探す前にお前のところに来ちゃったから……」
なんだよそれ笑
その言葉に思わず笑ってしまった。
雅「笑じゃ、ここに泊まりな。」
4人は嬉しそうな顔をしていた。
それから三日間、滞在して、
今日、帰ってしまう。
俺は4人を見送りにしにきた。
雅「俺、みんなの大学卒業の年に帰るね。それまで、ここで4年間みんなと共に勉強して、帰るね。だから……」
和「待っててやるから。」
雅「へ?」
翔「今のお前から大きく成長して帰ってこいよ。」
智「その時はおいら達も成長するように頑張るから。」
雅「うん。」
潤「お前はもう1人じゃない。ってかずっと1人じゃないんだよ?俺たちがいる。」
みんなぁ〜。
雅「うん!笑俺、頑張るから!みんなも頑張って。また会おうね。」
別れの言葉を言って、
4人はニューヨークから日本へ帰った。
俺、頑張るから
日本で応援してね。
待っててね。