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嵐しょーせつ。

第72章 笑顔を取り戻せ!


翔から雅紀の事情を聞いて、


3日後。


俺らはこの街のお祭りに参加していた。



もしかしたら、


この街のお祭りに、あいつが来るかもしれない。

だから俺らは参加した。


智「……雅紀いないね。」

潤「本当。どうして、俺らに言わなかったんだろ。」

翔「あいつ、俺らにそんなこと言わないじゃん。


いつも一人で、抱えて。頼ってくれない。


我慢強いやつだった。」


本当だよ。


そんな状況で、俺らに頼ってくれないの?


頼ればいいじゃん。


ったく。雅紀どこに行ったんだよ。




祭りの最後は

花火が上がる。



だから、俺らの1番穴場スポットに向かった。





あれ?


誰かいる。



翔「……まさか……」


翔は急に走り出してそいつのところへ向かった。

俺らも翔についていき、

翔がそいつの腕をガッと掴んだ。


翔「ハァーハァー。……ま……さき……」


雅「……え。なんで?なんでお前らがここにいるんだよ。」


和「こっちのセリフだ!」


雅「和也……ゴメン。


みんな……ゴメン。」


雅紀は、


俺らの前から居なくなろうとした。


智「……なんで……逃げるんだよ。」


智は雅紀の腕を掴んで、

潤「俺ら、幼なじみだろ?何かあったんなら連絡してよ。」

雅「……ゴメン……

俺と会ったことは誰にも言わないで。じゃ」


雅紀は走ってその場を後にした。


雅紀と会ったことは内緒?


なんで?

翔「あいつ、借金とりから逃げてるんじゃ。」


この後、俺らは智の家に集まり、


あいつのことを話し合った。


話し合った結果……


お金は俺らが出し合い、

返すことにした。


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