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嵐しょーせつ。

第72章 笑顔を取り戻せ!


次の日、


雅紀の家に向かった。


そこにはやっぱり、借金とりのおじさんがいて、

「相葉さーん?そろそろ返してもらわないとこっちも困るんですよね。」


潤「あのー!」

「…誰だ、お前。」

潤「借金返します。」

潤は金額を聞き出し、

返金した。

「あざーっす。」

そう言って、借金とりのおじさんは帰った。

だけど…

雅紀はここに住んでないみたい。


だから。

俺らは雅紀を捜すことにした。



だけど、雅紀のいきそうなところは知ってるから


探して探して捜しまくった。


智「よしっ。あとはここだ。」


そこに向かう途中……


雅紀らしきやつが前から歩いていた。


和「雅紀!!」


雅「わぁ。みんな……」


雅紀は俺を見てまた逃げようとしたから

俺は雅紀の手を掴み、

和「チョット来い。」


雅「え?ちょっ和也!」


俺は昔よく行ってた喫茶店いき、


コーヒー3つとカフェラテ2つ頼んだ。


雅紀と智はカフェラテ好きだからね。


雅「……俺、お金持ってないよ?」

和「安心しろ。翔が奢ってくれるから。」

翔「おい!なんで?俺?」

智「まぁまぁ。」

翔「はぁー。どーしてだよ……」

翔はおしぼりで遊びだした。

雅「……ふふっ笑ひゃっひゃっ笑翔は相変わらず何かあるとおしぼりで遊び出すよね。笑変わってなーい!笑」


雅紀は突然笑い出し、

いつもの雅紀がそこにいた。

潤「だよな?笑翔!変わってなーい!」

翔「うっせーな。笑」

雅「久しぶりに笑ったかも笑ありがと。」

智「……もう、逃げなくていいんだよ?」

雅「へ?」

和「借金は俺らがなんとかしたから……」

雅「え?なんで?なんでそんなことするの?」

翔「…それはお前のことが大切だと思ってるから!」

雅「…余計なことしないでよ。俺はお前らに返さないといけないんだよ?」

和「いいの。返さなくても。その覚悟の上で、借金返したんだから。その代わり……俺らの隣でずっと笑っていてよ。お前の笑顔は、俺らの力になってんだから。」

雅「うぅ泣。ゴメン……でも……ありがと……」

智「ほらー!もー泣くなー!」

翔「ほらほらカフェラテ飲め飲め!」

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