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嵐しょーせつ。

第73章 お帰りなさい。


それから雅紀と

また一緒に過ごすようになった。


雅「んー!今日から夏休みだー!」

智「雅紀が帰ってきて、1ヶ月?」

雅「ふふっ笑そーだね。」

翔「それにしても……あーーっつい!」

和「横で大声出すなよ。笑」

翔「アイス食べよーぜ」

潤「おう。智奢ってよ」

智「えー?またー?」

雅「こん中で唯一バイトやってんの智だけじゃん!奢れよー。」

和「ほらほら!」

智「んー。わかったよ……」

智はしぶしぶ奢ってくれて、


涼しんでた。


翔「そろそろ帰ろうか」


潤「そうだね。帰ろうか」


俺らは、それぞれ帰っていった。


雅紀said

みんなと一緒に過ごせるよーになって、1ヶ月。


「雅紀。ちょっといいか?」

お父さんから呼ばれて、ソファーに座った。


お父さんの横にはお母さんがいた。


雅「なに?」

「お父さんな、また、転勤することになったんだ。次は海外に行かないと行けない。」

え?

嘘だろ?

「お母さんも連れてく。お前も来るか?考えておきなさい。9月の頭に向こうへ行くから。」


そう言われ、


その話は終わった。



自分の部屋に行こうとしたけど、

そんな気になれなくて、俺は、

外へ出た。

雅「わぁー。綺麗……」

空は星空で、めっちゃ綺麗だった。


雅「あっ。あそこ行こう。」

俺は思いついた場所に向かった。


昔、俺ら幼なじみだけが知ってる、

秘密基地みたいなのがあった。


久しぶり過ぎて、


道迷いそうになったけど、


なんとかたどり着き、


俺は


芝生に寝転がった。



綺麗だなぁ〜〜って。


ここにきて、たくさんの想い出が蘇った。




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