テキストサイズ

嵐しょーせつ。

第78章 本当の真実


翔said

はぁー。


なんだよ。ったく。


問題のある生徒っというのは、


相葉雅紀のことだった。


彼は、不良で学校ではいつも喧嘩。


学校には来なかったりするけど、

休みすぎるってことはない。


翔「おーい。授業始めるぞぉ〜」


?「先生!」

翔「どーした?二宮。」

和「…雅紀のことなんですけど…

本当は悪い奴じゃないんです。だから…
大目に見てやってください。お願いします。」

翔「おう。わかった。

お前もさっさと席につけ?」

二宮は、確か、相葉の幼馴染だったよな?

まぁいいや。
とにかく今は、授業っと。


…………



翔「ふぅー。」


疲れたぁ〜〜。


生徒に教えることがありすぎて、大変。笑

智「翔ちゃーーん!


お疲れ様✨」

翔「ったく………

学校ではそう呼ばないでって言ってるだろ?


やめろよ。」

智くんがコーヒー淹れてくれたから


それを受け取り、

問題のある相葉のことを考えた。



ピロリロリーン


ん?

メールだ。


俺はメールボックスを開き、

確認した。


……………


嘘…だ…ろ?


そこには……


両親が事故に遭い、
搬送先の病院で亡くなった知らせだった。

それを、お母さんの妹が知らせてくれて…


智「どーした?」


翔「………両親…死ん…じゃ…っ…た………」


智「え?おばさんたち?

嘘だろ……」


泣きくずれる俺の手元から智くんは
ケータイを奪い、そのメールの内容をみた。


智「………今すぐ病院行け!


ここは俺に任せて!ほら!」


智くんは、病院に行けっと

背中を押してくれた。


俺は全力疾走で病院に向かい、

翔「櫻井です!」

「あっ、櫻井ご夫婦の息子さんですか?」

翔「はい!」

看護師さんに病室を案内してくれた。



ベットに二人とも並べられていて、

顔には白い布が………


俺は、近づき、


二人の布を剥がし、


対面した。


翔「………母ちゃん。父ちゃん……」


事故の物悲しさがそのまんま残っていた。


突進してきた車。その運転をしていた人は飲んでいて、
飲酒運転をしていたみたい。

両親が乗ってた車はグチャグチャで

その下じきになっていた。


なんだよ。


絶対に許さない!


ストーリーメニュー

TOPTOPへ